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 極低温で物質の電気抵抗がゼロになる超伝導現象。それを「室温」で実現する研究の先陣争いが熾烈(しれつ)だ。超高圧という条件ながら、今春、絶対温度250度(セ氏零下23度)での実現が報告されるなど、一気に現実味をおびてきた。

 大阪府豊中市の大阪大極限科学センター。清水克哉教授の研究室に、超高圧をかけた物質を冷却し、電気抵抗の変化などを測る装置がある。

 この装置でいま、室温で超伝導になる可能性をもつ有力物質の研究がすすむ。「目指すのは絶対温度300度(セ氏27度)での超伝導の実現です」。清水さんは、そう言った。

 研究の突破口を開いたのは硫化…

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