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 青森県が青森市宮田の新県総合運動公園に建設していた陸上競技場と補助競技場、投てき・アーチェリー場が完成し20日、報道陣に公開された。陸上競技場は約2万席を備えた県内最大級の競技場で、陸上の国際大会やサッカーJ3の試合も開催できる。利用が始まる9月1日には県民駅伝の開会式や完成式典が予定されている。

 陸上競技場は400メートルトラック9レーンや天然芝のフィールドを備え、客席は車いす用を含め2万859席。積雪期も利用できる1周543メートルの周回走路や、100メートルのレーン4本を備える室内練習場も設けた。

 建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞した伊東豊雄氏が設計を手がけ、青森の山並みや木立をイメージした大屋根の美しい曲線が特徴だ。2025年の国民スポーツ大会で開閉会式や陸上競技の会場となる予定で芝が根付く来年以降、ラインメール青森FCのホーム戦も見込む。

 隣接地には400メートルトラック8レーンを備えた補助競技場と、砲丸投げや円盤投げ、アーチェリー競技に利用する競技場も完成した。建設は16年4月に始まり、3施設の総事業費は約200億円。県都市計画課の沢頭潤課長は「短命県返上へ健康づくりや競技人口を増やす中心施設として県民に広く使ってほしい」と話した。(林義則)