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 大韓航空は20日、日韓関係の悪化で韓国と日本を結ぶ便の利用者が減少しているとして、主力路線の釜山―関西の運航を休止するなど、大幅な見直しに踏みきると発表した。代わりに東南アジアや中国などとの路線を拡充するという。

 9月16日から釜山―関西、11月からは済州―成田、済州―関西を運休。9月29日から11月16日まで仁川(ソウル)―小松、仁川―鹿児島を運休し、9月29日~10月26日、仁川―旭川を運休する。このほか、仁川―関空、仁川―福岡、仁川―沖縄なども一定期間減便する。

 このうち仁川―旭川便は6月に運航が始まったばかり。大韓航空は7月にも、釜山―札幌便の運休を決めたが、これほど大規模に日本路線を縮小するのは異例だ。

 一方、日本路線に使用していた飛行機を振り替える形で、仁川とベトナム、タイ、インドネシア、オーストラリアとを結ぶ便を増便するとしている。

 韓国の日本旅行ブームに乗って急成長してきた韓国の格安航空会社(LCC)も、日韓関係の悪化以後、軒並み日本の地方と結ぶ路線などの縮小を発表している。(ソウル=武田肇)