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 無料通信アプリのLINEと証券最大手の野村ホールディングス(HD)が共同で設立した「LINE証券」は20日、アプリ内で株式売買ができるサービスを始めたと発表した。LINEは国内約8100万人の利用者を抱えるアプリを基盤として、金融事業を収益の柱に育てたい考え。一方、野村HDは20~40代の資産形成層を投資の世界へ誘導する狙いだ。

 「投資離れが進んでいる働く世代に寄り添い、資産運用を身近なものにしていく」。LINEの金融子会社LINEフィナンシャルの斉藤哲彦社長は20日の会見で、新サービスの狙いをこう語った。

 LINE証券は1株単位、数百円から購入できる。従来の株式投資は100株単位で、金額は数十万~数百万円に上り、初心者にはハードルが高かった。

 LINEアプリの中で操作し、取引完了までは数回タップするのみ。株の売買は証券取引所を介さずに相対で行い、平日午後9時まで即時注文できる。少額から手軽に、また夜間も投資できるようにすることで、LINEのメインユーザーである20~40代の資産形成層への浸透を狙う。

 出入金にはスマホ決済「LINE Pay」も使える。取扱銘柄は有名企業100社と9種類の国内ETF(上場投資信託)に絞った。「購入する銘柄を選ぶハードルを下げた」(LINE証券の米永吉和代表取締役)という。

 LINEは、利用者8100万…

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