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 宝塚歌劇団宙(そら)組の男役スター瑠風輝(るかぜ・ひかる)が、宝塚バウホール(兵庫県宝塚市)で初主演を果たす。

 9月5日に開幕する「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」(木村信司脚本・演出)。宙組でまっすぐ育って8年目、「いつまでも下級生ではいられない」という自負も芽生えた。ダイヤモンドに負けない輝きを目指し、稽古に励む。

 東京都出身で、2012年入団。174センチの長身と得意の歌をいかし、入団7年目まででつくる新人公演で4度主演を重ねた。新人公演を卒業した直後に、今作の主演が舞い込んだ。「単純にうれしかった。同時にすごく意味があると、自分で思うところもありました」

 原作は「華麗なるギャツビー」で知られるフィッツジェラルドの短編。主人公のジョン(瑠風)が、友人パーシー(鷹翔千空〈たかと・ちあき〉)に誘われ訪ねた彼の実家が舞台となる。贅(ぜい)を尽くした館で、パーシーの妹キスミン(夢白〈ゆめしろ〉あや)と恋に落ちるが、次第に館の秘密が明らかになり……。自身が演じるジョンは「すごい場所に行っても、動じずにどこか余裕がある。自分という筋が1本通っている」と捉える。

 作品はファンタジーでもあり、…

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