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 新潟中央署は20日、海水浴場で沖合に流されていた30代の男性を救ったとして、新潟市内の60代の姉妹に感謝状を贈った。泳ぎ慣れた2人の連係プレーで、男性は無事だった。

 姉妹は、中央区西湊町通の小旗はるみさん(69)と同区上大川前通の河合京子さん(66)。小旗さんは長く水泳教室に通い、河合さんはスキューバダイビングが趣味という。

 同署などによると、新潟市中央区の日和山浜海水浴場で18日午後0時半ごろ、娘夫婦や孫らと遊びに来ていた小旗さんが、監視員が沖に向かって叫んでいるのを見て、男性が流されているのに気づいた。

 当時、波の高さは最大で2・3メートル。泳ぎを控えていた小旗さんだが、「救助隊が到着する前にどんどん流されてしまうかも知れない」と持参の足ひれをつけて海に飛び込み、150メートルほど泳いで男性のもとへ。男性は浮輪を身につけていたものの、パニック状態だった。一緒にいた河合さんも二次遭難を防ぐための救命用浮輪を持って小旗さんに続き、2人で男性を近くの堤防まで誘導し、救助隊に後を託した。

 小旗さんは「なんとか助けようと必死でした」。河合さんは「感謝状を受け取ることになるとはびっくりです」。男性にけがなどはなく、その場から帰路についたという。(谷瞳兒)