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 岩谷産業(大阪市)が日本初のカセットコンロ「カセットフー」を発売してから、今年で50年。最初は寒い時期に鍋を食べるための器具だったが、焼き肉やたこ焼き、アウトドア向けなど夏場でも使える商品も次々と登場し、1年を通じて活躍するようになった。海外での販売も急速に伸びつつある。

 おかげさまで発売50周年――。同市中央区の岩谷産業本社で7月に開かれた取引先向けの内覧会。同社がこれまでに発売した商品約20種類が紹介された。

 同社が初代のカセットフーを売り出したのは1969年。鍋料理をする時に、食卓でガスの元栓から伸びるホースが邪魔だという声が多くあり、創業者の岩谷直治氏が「コンロにつなぐホースをなくそう」と開発に乗り出した。

 着想は、欧州で主に登山者が使っていたアウトドア用のガスバーナーから得た。これをコンロに応用し、ガスを入れるボンベは缶入りの殺虫剤をヒントに小型化。使い捨てできるようにした。

 ただ、当初は金物屋やガスの販売店にしか置かれず、あまり売れなかった。販路の拡大に努め、百貨店や急成長していたスーパーにも並ぶようになると主婦らの注目を集め、人気に火がついたという。

 鍋だけでない楽しみ方の提案を始めたのは、70年代後半から。77年に焼き肉専用の「G―1」を発売したのが最初だ。

 独身世帯の増加が進んだ90年…

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