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取材考記 東京経済部・榊原謙

 鹿児島市の40代の女性は、シングルマザーとして2人の子を育てる。以前はコンビニや美容院などでパート勤務をしていたが、賃金は鹿児島県の最低賃金水準。鹿児島の最低賃金は全国でも下位グループだ。生活はいつも苦しく、給料日前には98円でギョーザが12個入ったパックや、59円の卵のパックばかりを買ってしのいでいた。働きづめで倒れ、病院に運び込まれたこともある。

 こうしたひとり親世帯の貧困率は5割に達する。最低賃金レベルで家計を支える世帯も多い。子育てのためにフルタイム勤務や転勤が難しかったり、結婚時に一度退職したため、正社員として復職できなかったり。企業が非正規労働者を増やす流れも加わり、「子どもの7人に1人が貧困状態」という負の連鎖を生み出している。

最低賃金は上がったが…

 改善には最低賃金の底上げが必…

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