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 第101回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の決勝で初優勝を目指す履正社(大阪)と星稜(石川)。都道府県勢という視点で、過去の大会をひもといてみると……。

 大阪勢と石川勢が夏の甲子園で対戦するのは、2008年の第90回大会以来11年ぶりだ。2回戦の大阪桐蔭―金沢で、大阪桐蔭は浅村栄斗(現楽天)が2本塁打を放つなどして延長十回サヨナラ勝ちした。大阪桐蔭はその後、2度目の全国制覇を果たす。

 星稜と大阪勢との顔合わせは1991年の第73回大会以来28年ぶりとなる。準決勝で初出場の大阪桐蔭に1―7で敗れた。決勝に進んだ大阪桐蔭は初優勝を遂げた。なお、大阪勢は第2回大会から、石川勢は第9回大会から全国選手権に代表校が出ているが、これまで大阪勢が石川勢に4戦4勝している。

 今回の決勝で履正社が勝てば昨夏の大阪桐蔭に続いて、2年連続で大阪勢が頂点に立つ。同じ都道府県勢が続けて大会を制するのは、駒大苫小牧(南北海道)が04年から2連覇して以来14年ぶり。05年の第87回大会では2年生エースの田中将大(現ヤンキース)が優勝投手となった。

 また、同一の都道府県勢でも異なる学校が2年続けて優勝したケースは、74年の第56回大会を制した銚子商と第57回大会優勝の習志野の千葉勢以来44年ぶりとなる。

 当時の習志野はエースの小川淳司(現ヤクルト監督)が全5試合を一人で投げきった。この年は台風接近で決勝が2日順延。右肩痛を抱えていた小川は、日程変更によって連投を免れたことで決勝のマウンドに立つことができたという。

 今大会から、選手の負担軽減のため準決勝翌日にも休養日が設けられた。21日はその休養日。履正社と星稜は、22日午後2時からの決勝に備えて調整している。(辻健治、森岡みづほ)