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 いずれも夏の甲子園初優勝を目指す星稜(石川)と履正社(大阪)は、大一番の決勝戦を控えた21日、大阪府豊中市内の球場で最後の調整を行った。

 星稜の選手たちは約2時間、キャッチボールやノックなど、軽めの調整をした。打撃練習では、履正社のエース清水大成君(3年)を想定。左腕の投手をマウンドに上げて、ゲーム形式で感触を確かめた。

 履正社について、林和成監督は「やはり、強打のイメージ。1番の桃谷(惟吹)君を中心によく当たっている。投げてはエースの清水君と岩崎(峻典)君に安定感があり、投打のバランスがいい」と話した。

 先発が予想される奥川恭伸君(同)は、春の選抜で履正社と対戦した際、17個の三振を奪っている。「その時の履正社よりも確実に強くなっていると思う。打たれる場面もあると思うが、焦らず最少失点で切り抜けたい」と意気込みを語った。

 星稜に先立ち、公開練習をすませた履正社。岡田龍生監督は「選抜で、奥川君に奮い立たせてもらった。星稜は投打ともに充実している。先制点を取り、競るゲームをしたい」と話した。また、「打倒奥川」に燃える野口海音(みのん)主将(同)は「春に負けた星稜と決勝で当たるのは、思い描いていた通り。ドラマみたい。点を取っていく自信はある。優勝します」と言い切った。

 北陸勢初の夏の優勝をかけた決勝は、22日午後2時開始予定。(岡純太郎、三井新)