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 高島屋は、今秋に開業50年を迎える「玉川高島屋ショッピングセンター(SC)」(東京都世田谷区)の改装計画を公表した。来年2月までに順次、約100店が新規・改装オープンする。周辺では若い世帯が増えており、30~40代の取り込みをねらって食品を強化する。

 玉川高島屋は、専門店街(約340店)と百貨店部分からなる大型商業施設で、売り場面積は計約9万平方メートル。

 新規出店は29店あり、そのうち14店を食品が占める。百貨店部分にはフランス菓子「ラ・サブレジエンヌ」、専門店部分にはタピオカティー「Gong cha(ゴンチャ)」などが新たに入る。

 玉川高島屋は1969年11月に開業。日本で初めての専門店と百貨店を一体化したSCとされる。最寄り駅の東急田園都市線・大井町線二子玉川駅の乗降客数は10年前の1.6倍に増え、商圏の規模も1.5倍に伸びているという。

 高島屋玉川店の依光(よりみつ)博之店長は「若い世代の富裕層が増え、マーケットポテンシャルは非常に高い。専門店と百貨店の違いを鮮明に出して、新たなお客を取り込みたい」としている。

 同店では、2020年2月期の売り上げについて前期比2.6%増をめざしている。SC全体での集客は同3%増を見込む。(佐藤亜季)