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 若者は進学のために県外に出て、仕事がないから戻らない――。人口減への長期的な対策などを話し合う「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議」(静岡県主催)が先月、静岡市駿河区であり、首都圏在住の18~39歳の若者へのアンケート結果が発表された。先だって開かれた「若者会議」の代表者も出席して意見を述べた。

 アンケートは7月22~25日、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に住む18~39歳の男女約2万人を対象に、インターネット上で実施した。回答者のうち地方出身者は7116人で、静岡県出身者は389人だった。

 静岡出身者の転出の理由は「大学進学」が58・1%と突出して多く、他県平均の38・3%を大きく上回った。就職時に出身地に戻らなかった理由(複数回答)は、「やってみたい仕事や勤め先がなかった」(41・6%)、「給与水準の高い仕事がなかった」(27・2%)、「交通のアクセスが十分でなかった」(19・0%)など。「いつでも気軽に帰省できる環境だったから」が15・2%と他県平均の2倍にのぼり、首都圏からの距離の近さが、かえってUターンしない理由となっていることがわかる。

 「若者会議」に出席した常葉大…

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