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 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)は21日、大谷暢顕(ちょうけん)門首(89)が退任し、第26代の新門首に大谷暢裕(ちょうゆう)さん(68)が来年7月に就任すると発表した。同派門首は宗祖・親鸞の血を引く大谷家の男子が継いでおり、24年ぶりの交代となる。

 暢裕さんは暢顕さんのいとこで、2014年に門首後継者に選ばれた。京都市で生まれ、1歳のときに南米開教使だった父親とブラジルに渡った。ブラジル国籍で、ブラジルの大学で物理学を研究してきた。専門はロケットに使う炭素素材などの研究という。40歳で得度し、15年に日本に戻っていた。

 暢顕さんは第24代門首の故光暢(こうちょう)さんの三男で、1996年に門首を継承。昨年7月に脳梗塞(のうこうそく)で入院し、11月に職務に復帰した。(大村治郎)