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 天理大(奈良県天理市)の合気道部副主将で、スペイン出身のローリー・ダニエルズさん(28)が、米国サンディエゴで7月にあった合気道競技の世界大会で好成績を残した。乱取り競技の男子団体戦で優勝し、同個人戦では準優勝。21日に天理市役所を訪れ、並河健市長に報告した。

 ローリーさんは20歳ごろに合気道を始めた。有段者の父親の友人と出会い、相手を傷つけずに自分の身を守れるところにひかれた。大阪であった世界大会に出るため2013年に来日。「レベルが高い日本で学びたい」と、大阪で日本語を学びながら道場に通った。天理大に入り、現在は国際学部日本語専攻の4年生。合気道2段だ。

 この日の報告では、元外交官の並河市長と英語を交えて話した。日本の部活動でみられる先輩後輩の上下関係のほか、卒業後の進路を問われ、「考え中です」と答えた。その後の取材に「レベルアップしました」と日本での生活を振り返った。夢はスペインで道場を開くことだという。(石川和彦)