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 「離島」ではなく「島しょ」を使って-。「沖縄21世紀ビジョン基本計画」の総点検をする県振興審議会離島過疎地域振興部会(部会長・嘉数啓琉球大学名誉教授)で20日、島の表記に関する議論があった。

 県離島振興協議会会長の外間守吉与那国町長は「離島という表現は差別用語ではないか」と疑問を呈した。嘉数名誉教授は戦前は「島しょ」と使われていたが、1953年の離島振興法で初めて「離島」と使われるようになったのではないかと説明。本土や本島から離れたという意味があるため「ぜひ島しょと使ってほしい。法律を変えるのは大変だが使い方を考えて」と求めた。

 県は「沖縄21世紀ビジョン離島振興計画」は分かりやすくした副題で「住みよく魅力ある島づくり計画」が主題としつつ「差別につながらないようなタイトルにするよう考えていきたい」と答えた。

 委員らは、航路や航空路など交通ネットワークや介護医療を担う人材の不足は深刻と指摘。観光客が増えると産業が伸びる一方で、住民が困るケースもあるとし、島ごとに観光客数や収入を分析し、住民の意向に添った計画を立てるよう求めた。(沖縄タイムス)