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患者を生きる・眠る「むずむず脚症候群」(4)

 東京都渋谷区の睡眠総合ケアクリニック代々木で2009年10月、むずむず脚症候群と診断された埼玉県の加藤千明さん(79)は、薬で治療を始めた。

 神経伝達物質のドーパミンのはたらきを補う薬は、眠気をもよおすため、夜寝る前にのむように指示された。のみ始めると、脚がむずむずする症状はうそのように消えた。それまでは夜間に脚のむずがゆさで起きることがあったが、それもなくなった。たまに違和感を感じて目が覚めるときは、決まって薬をのみ忘れた日だった。

 同時に診断された、睡眠時無呼吸症候群も、夜寝る際にマウスピースを使うことで、改善に向かった。

 4カ月後、症状がどれだけ改善しているかを調べるため、再び入院して検査を受けた。睡眠中に脚がピクリと動く頻度をチェックする。治療前は、1時間に平均25・9回だったが、今回は同10・3回まで減っていた。

 ただ、ひとつ問題が残っていた…

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