[PR]

 22日に決勝がある第101回全国高校野球選手権大会。履正社(大阪)と星稜(石川)の選手たちは気持ちを高めて球場入りした。

 履正社の選手たちは、普段よりも遅い午前8時の朝食に合わせて起床した。体の内側から休めようと、前日は消化器官に負担をかける揚げ物などの食事は避けたという。

 主将の野口海音(みのん)君(3年)が「特別なことはしない。いつも通り」と前日の練習で語ったように、大一番を目前にしても「いつも通り」を心がけた。バスの出発までは、素振りをしたり部屋でシャワーを浴びたりして、それぞれ思いのままに時間を過ごした。

 午前10時半ごろ、球場入り。今大会2本塁打の4番の井上広大君(同)は「選抜で星稜に負けた悔しさを忘れず練習してきた。何としても勝つ」。

 星稜の選手たちは午前6時ごろに起床し、宿舎周辺のゴミを拾いながら約10分間散歩した。移動のバスで甲子園に近づくと、チーム全員が手拍子とともに「いっけー、いけいけ、いけいけ、星稜!」と合唱。気持ちを高揚させる恒例の「バスミーティング」で一体感を高めたという。

 午前10時半ごろ、履正社に続き甲子園に到着。主将の山瀬慎之助君(3年)は「勝ち負けも大事だが、攻撃も笑顔、守備も笑顔で最高の舞台を楽しみたい」。1番打者の東海林航介君(同)は「第1打席が一番緊張するけど、吹奏楽の応援に合わせてノリノリでヒットを打ちたい」と意気込んだ。(山田健悟、岡純太郎)