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 韓国大統領府は22日午後、関係閣僚らが出席する国家安全保障会議(NSC)を開く。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))の延長の可否を議論し、文在寅(ムンジェイン)大統領に結果を報告する見通しだ。

 GSOMIAは日韓が防衛に関する秘密情報を共有するルールを定めたもの。期限は1年で、最終日の90日前に破棄の通告をしない限り自動延長される。2016年11月の締結以来、自動延長されてきた。今年の通告期限は今月24日だが、日本が7月に対韓輸出規制を始め、韓国では破棄を求める声が高まっている。

 延長しない場合、日韓関係のさらなる悪化に加え、北朝鮮の核・ミサイル開発問題などをめぐる日米韓の連携に悪影響を与えるおそれがある。ただし、鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相は21日に「(GSOMIAの)戦略的価値は十分あると思う」と発言し、韓国メディアは延長の可能性が高いと伝えている。(ソウル=武田肇)