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 北海道音更町で私設鉄道博物館「十勝晴駅」を運営する穂積規さん(59)が25日に、開業5周年を記念した団体貸し切り列車「十勝晴号」を帯広駅発着で運行する。国鉄時代の塗装が残るディーゼルカー「キハ40形」を使用。懐かしい「急行」の表示で走ったり、駅弁を車窓から購入するイベントをしたり、国鉄時代の古き良き鉄道風景を再現する。

 建築設計の仕事の傍ら、趣味で鉄道の乗り歩きや撮影、鉄道部品の収集などを楽しんできた穂積さん。2014年8月に「地域の交流の場所に」と、父が残した建物を改造して「十勝晴駅」を本格開業させ、鉄道模型のジオラマや貴重な鉄道部品を公開している。

 今回の貸し切り列車は、1年ほど前から穂積さんが常連客らと企画してきた。「国鉄時代をとことん再現しよう」と、使用するのはJR北海道の根室線、新得―釧路間などで走るキハ40形車両の777号機。国鉄時代からの車両で、10年ほど前から国鉄末期に道内の普通ディーゼルカーの標準だった朱色に復刻塗装され走っている。ファンには「タラコ色」「首都圏色」などと呼ばれ、人気がある。

 25日は根室線の帯広―厚内駅…

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