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 バスケットボール男子の日本代表戦のチケットが、史上最多の売れ行きになりそうだ。米プロバスケットNBAのウィザーズにドラフト指名された八村塁が出場することが、異例の人気につながっている。

 これまで日本代表戦の会場は5千人規模が通例で、人気がない時代は空席も目立っていた。しかし、日本協会は8月末に開幕するワールドカップ(W杯)に向けた国際強化試合の会場を、中継席などを除いた定員が約1万8千人のさいたまスーパーアリーナに決めた。最近の盛り上がりを当て込んだ決断だった。

 21日現在で、すでに3試合とも1万5千枚以上がさばけ、中でも24日のドイツ戦はすでに1万7647枚が発券済みだった。残っている券はわずかで、24日のドイツ戦は急きょ5階席を空け、当日券を販売することにした。

 2000年にさいたまスーパーアリーナのこけら落としで日本代表の試合が行われ、約2万人が入った記録が残るが、日本協会の担当者は「日本代表の試合としては、チケットの売れ行きは史上最多になる見込み」と話している。

 さいたまスーパーアリーナは来年の東京五輪の会場で、今回の強化試合はプレ大会も兼ねている。NBAドラフトでウィザーズから1巡目指名された八村の人気もあり、12日に千葉ポートアリーナであったニュージーランド戦はわずか9分で完売。会場には5610人が訪れた。

 日本代表は22日のアルゼンチン戦を前に、さいたまスーパーアリーナで前日練習した。八村は「日本でバスケットをしている人なら一度はやってみたい場所。アリーナはアメリカ風で観客もすごく入る。楽しみ」と意気込んだ。(河野正樹