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 地域文化の発展に貢献した個人や団体に贈られる「第41回サントリー地域文化賞」(サントリー文化財団主催)に、江戸時代からの人形浄瑠璃「冨田(とんだ)人形」を守り続ける「冨田人形共遊団」(滋賀県長浜市)が選ばれた。外国人への指導を通した文化の継承や国際交流も高い評価を得た。文化財団が22日、県庁で発表した。

 冨田人形は江戸時代、興行に訪れた阿波(徳島)の人形芝居の一座が人形を置いていき、その人形を使って稽古を始めたとされる。1874年には県の興行許可を得て「冨田人形共遊団」が発足。1957年には県の無形民俗文化財に選択された。

 一方で過疎化で後継者がいなくなり、60~70年代は活動が低迷し一時休眠状態になった。しかし79年に住民有志が共遊団を再始動。現在は地域住民ら18人の団員がおり、全国で年20回程度公演。94年からは海外でも活動しているという。

 また地元の小中学校で講座を2…

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