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 安倍晋三首相の通算在任日数が23日で計2798日となり、憲政史上2位で戦後最長の佐藤栄作と並んだ。11月20日まで政権を維持すると、計2886日の歴代最長の桂太郎も超える。

 安倍首相は2006年に首相に就任。第1次政権は1年で終わったが、12年の総裁選に勝利、同年末に政権に復帰した。15年総裁選は無投票で再選、18年は石破茂氏を破って3選。6年8カ月にわたり政権を維持している。自民党総裁としての任期は21年9月末までで、2年余を残す。7月の参院選後は、残り任期で憲法改正議論を加速させることに意欲を示している。

 菅義偉官房長官は22日、「一つ一つ課題に取り組んできた結果、あっという間に6年8カ月たったというのが正直な気持ちだ。今後も国民の声に謙虚に耳を傾け、緊張感を持って取り組んでいきたい」と語った。

 党内には、党則が禁じている総裁4選論もあるが、首相自身は「全く考えていない」と否定。3月の朝日新聞の世論調査では首相の総裁4選への任期延長には56%が「反対」し、27%の「賛成」を上回った。(松山尚幹)