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 バドミントンの世界選手権は22日、スイスのバーゼルで各種目の3回戦があり、女子シングルスの2017年大会優勝で、世界ランク4位の奥原希望(太陽ホールディングス)が同11位の韓国選手を2―0で下し、準々決勝に進んだ。混合ダブルスで同3位の渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)はイングランドペアにストレート勝ち。男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)も勝った。保木卓朗(トナミ運輸)、永原和可那(北都銀行)組はマレーシアペアに1―2で敗れた。21日の女子ダブルス2回戦では、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がストレート勝ちした。

「モヤモヤも楽しんでる」

 我慢比べの展開になれば、奥原にかなうものは世界でもそうはいない。「相手の方がきつそうだったので。駆け引きを楽しめました」と会心の表情だった。

 過去の国際大会で4勝4敗の相手に、長いラリーを続けた。第1ゲームは21―18と競ったが、「相手が落ちたのがわかった」。第2ゲームは根負けした相手がミスを重ね、46分間でストレート勝ちした。

 2年前の覇者は、「今大会がゴールではない」という。東京五輪に向け、今は「いかに攻撃で決められるか」に重点を置く。これまでコントロールを重視していたラケットを反発力が高いものに変え、力強いショットの精度を高めている。「大会前までは精度にモヤモヤした部分もあったけど、今はそのモヤモヤも楽しめている」。心に余裕を持って成長を続けている。(照屋健)