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 兵庫県明石市は22日、生活福祉課の金庫に保管していた生活保護費203万7千円がなくなったと発表した。盗難とみて近く明石署に被害届を出すという。

 市によると、21日午前、ケースワーカーの一人が担当する受給者に渡す保護費を確認しようとした際、現金入りの封筒1枚がなくなっているのに気付いた。市が他のケースワーカーの担当分も調べたところ、他にも10枚の現金入り封筒がなくなっていたという。金庫の解錠番号は担当職員3人が管理しているが、始業時に解錠した後は終業時まで施錠しない運用だった。

 同市では保護費を現金で支給するのは原則として毎月1日だが、後日にしか受け取れない人の分を金庫に保管。市は当面、金庫の管理者1人を決め、それ以外の人が金庫を開けられないようにする。さらに、現金で保護費を支給する際の体制も見直すという。(寺西淳)