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 「関所」の向こうとこちらでは、見える景色がこうも違う――。

 25日に投開票が迫った埼玉県知事選の話だ。熾烈(しれつ)な接戦が、最終盤を迎えている。

 東京都と埼玉県の県境に関所がある世界を描いて、今年ヒットした映画「翔(と)んで埼玉」。その埼玉で目下行われている県知事選は、中央政界から見ると、事実上の「与野党一騎打ち」の構図で注目を集める。自民、公明の両与党は新顔のスポーツライター青島健太氏(61)を推薦。新顔で元参院議員の大野元裕氏(55)を立憲民主、国民民主、社民の各野党県組織が支持し、共産党県委員会が自主的に支援する。NHKから国民を守る党の新顔浜田聡氏(42)らも絡む。

 7月の参院選で勝利した与党に対し、野党は勢力再結集の途上にある。10月27日投開票の参院埼玉補欠選挙を控え、前哨戦となる知事選は与野党双方にとって譲ることのできない戦いだ。また、悲願の憲法改正を動かそうとする安倍政権にとって、秋の臨時国会の前に行われる知事選に勝って弾みをつけたい、という思惑も重なる。

 「党は全力で支える。いかなる要望にも党は応える」。8月3日、青島氏の応援に駆けつけた二階俊博幹事長はこう声を張り上げた。安倍政権の閣僚が続々と来援するほか、与党の応援を受ける森田健作千葉県知事、黒岩祐治神奈川県知事も連日駆けつけ、「首都圏タッグ」を印象づける。

 一方、野党は埼玉がおひざ元の枝野幸男・立憲代表、玉木雄一郎・国民代表が17日に顔をそろえ、「大野さんのリーダーシップ、政策力があれば埼玉の未来は安心だ」と訴えた。両代表はこの3日後の20日、衆参両院での統一会派結成をそろって発表した。

■焦点は「…

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