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 米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日の講演で、「成長を維持するために適切に行動する」と語り、必要に応じて追加利下げの準備があることを示唆した。ただ、市場が期待する9月の追加利下げについては踏み込んだ発言を避けた。

 パウエル氏は、米ワイオミング州の避暑地ジャクソンホールで開かれている経済政策シンポジウムで講演。7月末に10年半ぶりの利下げに踏み切って以降、米中対立が再燃する中で「中国やドイツなど世界的な景気減速の証拠が出てきた」とし、金融市場が不安定になったとも指摘した。

 一方で、堅調な消費者支出や雇用環境に支えられ、「米経済は総じて順調に推移している」とも語った。従来と同じ「適切な行動」をとるとしたほかは、今後の金融政策について具体的な言及を避けた。

 金融市場は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを確実視している。大幅緩和を迫り続けてきたトランプ米大統領は「いつも通り、FRBは何もしなかった!」などとツイート。さらに米国による制裁関税「第4弾」に中国が報復すると表明したことをめぐり、「米企業はすぐに中国の代わりを探せ」などとつぶやいた。23日のニューヨーク株式市場は、トランプ氏の発言を受けてダウ工業株平均が下落に転じ、下げ幅は一時400ドルを超えた。

 FRBは7月末のFOMCで政…

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