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 私たちの生活はもはや、AI(人工知能)と切り離すことができません。ネット検索を始め、日々の生活の履歴が蓄積され、AIから日常的に様々な選択肢を投げかけられています。現代は、自己の直感や自由意思もが揺さぶられている時代と言えます。AIが加速的に進化する今後、私たちは何をどう選んで生きていけばいいのか。『情動の哲学入門: 価値・道徳・生きる意味』などの著書があり、心の哲学を研究する東大大学院の信原幸弘教授に、AIとの上手な付き合い方を聞きました。

 ――私たちの心の働きが、色々な方法でAIによって操作されていると実感します。あるレンタルサービスで選んだバッグは、自分で選んだつもりが、よく考えたら実は選ばされたのでは?と感じたことも。

 「ものの考え方や感じ方をふくめ、直感や選択の意思決定が操作される機会はすでに起きています。直感は経験、つまり学習によって変わります。同じものを買い続けると、なじみが出てきて好きになるし、度が過ぎれば飽きる。昔から私たちが経験してきたことです。ところが今、その経験がないがしろにされて、AIに操られていると思います。パーソナライズ(個人仕様)化やお勧め機能による影響も大きいでしょう」

 ――ゼロから考えたり、経験したりすることが減っているということでしょうか?

 「経験を積むことの重要性が見…

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