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 韓国政府は23日、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA〈ジーソミア〉)を破棄すると日本政府に通知した。協定の有効期限は1年で、11月の満期の90日前にどちらかの国が終了の意思を伝えると、更新されない仕組み。破棄する場合の通知期限が今月24日に迫っていた。

 日本政府関係者によると、長嶺安政・駐韓大使が韓国側から通知文書を受け取ったという。

 日韓のGSOMIAは防衛に関する秘密情報を共有するルールを定めていた。2016年11月の締結以来、毎年自動で延長され、これまで29件の秘密情報が共有された。だが、今年7月に日本政府が半導体材料の対韓輸出手続きを厳しくして以降、韓国内で破棄論が拡大。韓国大統領府が22日、国家安全保障会議(NSC)を開き「協定を維持することは、国益に合わない」として破棄を決めていた。(ソウル=武田肇)