[PR]

 県教委は22日、2020年度の県立学校の入試から、入学願書の性別記入欄を廃止すると発表した。高校や中等教育学校、特別支援学校の計65校が対象で、来年1月以降に願書を提出する生徒や児童から始まる。

 県教委によると、心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど、性的少数者に配慮したという。願書は志願者本人が記入するため、「記入の際に負担があってはいけないので軽減を図る」と、県教委担当者は話している。ただ、在籍校が成績や校内活動などを記入する調査票の性別欄については、クラス分けの際に男女バランスを考慮するなど学校運営で必要なため、残すという。

 入学願書の性別欄を廃止する動きは全国的に広がっており、すでに大阪府や福岡県が19年春に実施している。(藤井宏太)