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 昭和初期に12年ほど、高松市の仏生山―塩江間を走った「幻の鉄道」があった。塩江温泉鉄道が運行したガソリンで走る「ガソリンカー」だ。列車を通して、塩江温泉郷がにぎわった往時に思いをはせてもらう企画展が、市塩江美術館(高松市塩江町安原上)で開かれている。

 ガソリンカーは1929(昭和4)年に走り始めた。温泉郷では同じころに大型旅館が完成し、「四国の宝塚」と称された専属の少女歌劇団が人気を博していた。春は花見、夏はホタル狩り、秋は菊人形展、冬はスキーや新年会。40人乗りの列車は観光客を満載して運んだという。

 その後の経済不況で鉄道会社の収益は悪化。戦時統制でガソリンの確保も難しくなり、太平洋戦争が始まる直前の41(昭和16)年、短い歴史を閉じた。

 「塩江にとってガソリンカーは…

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