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 国連のグテーレス事務総長は23日、韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「両国は地域の安定と発展において非常に重要な二本柱。いかなる困難があろうとも、両国が解決できると私は信じている」と述べた。

 GSOMIAの破棄は、北朝鮮などの脅威に対する安全保障体制が揺らぐ危険をはらむ。グテーレス氏は北朝鮮による相次ぐ飛翔体(ひしょうたい)発射について「米朝間の迅速な交渉再開が、全ての問題を解決する唯一の手段だ」と指摘。国連として後押しする考えを示したが、「現時点で訪朝の予定はない」とも述べた。

 また、米ロ間の中距離核戦略(INF)全廃条約の失効に懸念を示した上で「軍拡競争が再開されようとしている悪い流れを押し戻し、核不拡散体制を確かなものにしたい」と語った。

 グテーレス氏は仏ビアリッツの主要7カ国首脳会議(G7サミット)、横浜の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)への参加に先立ち、朝日新聞など日本メディアの取材に応じた。(ニューヨーク=藤原学思)

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