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 バドミントンの世界選手権は23日、スイスのバーゼルで女子ダブルスの準々決勝があり、リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は世界ランキング7位の中国ペアに1―2(25―23、18―21、23―25)で敗れ、2大会ぶりの表彰台を逃した。

2時間6分、消耗戦の果てに

 勝った中国ペアも座り込み、動けなかった。高橋、松友の2人もがっくりとうなだれる。今大会最長の2時間6分の消耗戦の末に敗れたリオ五輪金メダリストにとって、心身ともにダメージの残る敗退だった。

 最終ゲーム。20―20から点を取り合うも、互いに決められない。高橋、松友組は3度、マッチポイントを握りながらも、最後は高橋のサーブミスなど3連続失点で、敗れた。

 「悔しいですけど、楽しかった」と松友は目を真っ赤にしながらタオルで顔を覆った。「あそこまでいったらもう運。しょうがない」と振り返る。「身体の力が抜けて立てなくなっていた」(広報担当者)という高橋は、取材にも応じられなかった。

 リオ五輪後、モチベーションが上がらない状態が続いた2人は何度も話し合い、「東京での2連覇」に狙いを決めた。「1年後に自分たちがその場に立てているかはまだ分からないけど、あくまでも五輪2連覇を狙いたい」と決意を固めて臨んだ大会。松友は「手応えというか、今までにないイメージもあった。ここからはい上がっていくしかない」。(照屋健)