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 三条市の旧下田村地域で24日、夏を締めくくる「しただふるさと祭り」が開かれ、大蛇を模したみこしが街中を練り歩いた。

 モミの木をくりぬいた頭と、茅(かや)を束ねた胴体の大蛇は全長約30メートル、重さ約400キロ。全長約10メートルの子どもみこしと共に地元の八木神社を出発し、約100人の担ぎ手が「せいやっ」のかけ声を街中に響かせた。

 大蛇のみこしは、1970年に集団離村した旧下田村の吉ケ平集落で伝えられていたとされる「雨生(まごい)ケ池の大蛇伝説」にちなみ、2008年から祭りの新しい名物として取り入れられた。吉ケ平の池に住む大蛇が村の名主の娘と恋に落ちたとされる伝説にちなんで娘役の女性が「大蛇」の上に乗り、観客の目を引いた。

 下田大橋のたもとに設けられた祭りのメイン会場では地元飲食店らが屋台を出店し、子どもらが参加するニジマスのつかみ取りや盆踊りで盛り上がった。