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 11月に被爆地・広島と長崎を訪れる方向で調整が進むローマ・カトリック教会のフランシスコ法王について学ぶ会が24日、広島市中区のカトリック幟町教会「世界平和記念聖堂」であった。イエズス会神学生で広島学院中高教員の森晃太郎さん(32)が、約70人を前に話した。

 母国アルゼンチンでの経歴などについて、森さんはエピソードを交えて説明。軍事独裁政権下で苦悩した経験から「葛藤し、リアルな現実の中を生きた人」と評した。老人や女性を大切にし、貧しさや平和に生きたという中世の聖人「アッシジのフランシスコ」にちなみ、フランシスコと名乗ったことも紹介した。

 東広島市の70代女性は「目の前にいる、自分の助けを必要とする人にずっと関わってこられた方だと聞けて良かった。遠くからでもお目にかかりたい」と話した。学習会は、法王の半生を描いた映画を来月8日に上映するのを前に、広島映画サークル協議会(090・6846・5051)が主催した。(北村浩貴)