[PR]

 熊本市で24日に開かれた第64回九州吹奏楽コンクール中学校の部に、県内からは2校が出場し、佐賀市立城南中、同市立昭栄中がいずれも金賞を受賞した。

 城南中は、自由曲に「秘儀Ⅱ~7声部の管楽オーケストラと4人の打楽器奏者のための~」で、怪物のうめき声や足音、叫びにも聞こえるおどろおどろしい場面を情感豊かに表現。27人の編成とは思えぬ迫力だった。部長で3年の中野颯香さん(15)は「自由曲の後半、みんなで一斉に吹く所でぴったり息が合った。練習の成果を出し切れた」と話した。指揮をした菰田芳子教諭は「みんなが曲の世界に入り込み、いつもとは違う気迫のある顔、演奏を見せてくれた」とたたえた。

 昭栄中は自由曲「歌劇『アンドレア・シェニエ』より」を演奏した。生徒たちの歌声が響く聖歌のような穏やかさから始まり、以降は楽しげで華やかな演奏が続いた。フランス革命後のパリで散った実在の詩人の恋を題材にした歌劇。クラリネットを演奏した部長の丸田ちひろさん(14)は、「中学生の自分たちが登場人物たちの気持ちを理解するのは難しかった」と振り返る。指揮をした高島浩子教諭は「みんな落ち着いて演奏できていたと思います」と話した。

関連ニュース