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 世界的な名門オーケストラのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が23日、公演の4K高画質映像をインターネットでライブ配信した。これまで録画は4Kでも流していたが、公演のライブ配信は世界で初めてという。今後の公演も同様に配信する予定だ。客足の絶えない人気オケが、ここまでする狙いとは。

 この日は2019~20年シーズンの開幕。17年ぶりに首席指揮者が代わり、ロシア出身のキリル・ペトレンコ氏のお披露目公演だった。ベートーベンの交響曲第9番(第九)などを披露し、約2千人の満員の観衆から喝采を浴びた。

 この模様は、ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」で、世界中に配信された。アプリをダウンロードして契約すると、テレビやスマートフォンなどで公演が見られるものだ。

 サービスは09年から始め、年約50回の公演をライブや録画で配信。世界で常時、約2万5千人が楽しんでいるという。

 だが、4Kの高画質をライブで配信するには、撮影から映像の圧縮、配信まで、全段階で4Kに対応する必要がある。膨大な情報量を安定して配信するのは、技術的に難しかった。

 配信技術を担ったのは、日本の…

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