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 奈良県桜井市の「大和すくね相撲甚句会」が25日、「相撲発祥の地」と伝わる相撲神社(同市穴師)で祈願祭を開いた。会員が甚句を披露し、奉納した。

 相撲甚句は大相撲の地方巡業などで、土俵で力士らが独唱する歌のこと。「ドスコイ、ドスコイ」の合いの手を入れながら歌い上げる。この日は9月21日に同市で開かれる東海西部地区の発表会の成功を祈り、11甚句を境内に響かせた。

 相撲神社では、日本で初めて天皇の前で相撲が行われたとされている。「大和すくね相撲甚句会」は2013年、相撲の始祖とされる野見宿禰(のみのすくね)の石碑が建てられたことを機に結成。地元の行事や介護施設などで活動している。

 同会会長の清水宏泰さん(65)は「甚句だけでも相撲の雰囲気を感じてもらえる。まずは地元の人たちに相撲発祥の地の歴史を知ってもらいたい」と話した。(平田瑛美)