【動画】岩山が崩れ、道路に土砂が流れ込んだ現場=熊倉隆広撮影
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 福島県いわき市鹿島町久保2丁目の県道(通称・鹿島街道)で24日午後11時5分ごろ、車で通行していた人から「崖崩れが起きた」と119番通報があった。道路脇の高さ約20メートルの岩山が崩れ、道路に大量の土砂が流れ込み、全面通行止めが続いている。

 いわき東署によると、岩山は高さ約20メートル、幅約50メートルにわたって崩れ、けが人や行方不明者の情報はない。土砂は、信号機をなぎ倒し、片側2車線の道路のうち3車線まで流れ込み、周囲の約400世帯が一時停電した。県は通行止めの一部解除にも約3日はかかるとみている。当時、まとまった雨は降っておらず、県などが原因を調べている。

 現場はいわき市郊外で、市の中心部と港湾地区を結ぶ道路沿いには商業施設などが並んでいる。岩山には山を削ってつくった市指定文化財の高さ約130センチの磨崖仏が4体あり、風化が進んでいた。(奥村輝)