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 長野県松本市で開催中の国際音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」で恒例となっている吹奏楽パレード・合同演奏会が25日、市中心部であった。市内外から小中学生ら47団体、約2300人が参加し、楽器を奏でながら1キロほど行進。最後は松本城をバックに大合奏でフェスティバルを盛り上げた。

 参加者は小学生から大人まで、おそろいの青いポロシャツに白い帽子姿。松本市の清水小学校金管バンドを先頭に、上田市や伊那市などから参加した児童・生徒たちが足並みと音色を合わせた。さわやかな青空に、シャボン玉が舞う演出もあり、沿道からは多くの見学者がスマホやカメラを向けた。

 パレードの終点である松本城の本丸庭園では、指揮台を中心に楽器ごとに集合。米国籍のケンショウ・ワタナベさん(32)の指揮に合わせ、約1700人で「星条旗よ永遠なれ」と「信濃の国」を合奏した。

 OMFの「子どものための音楽会」(27~29日)で指揮を担当するワタナベさんがタクトを振ると、ばらついていた音は次第に調和をみせた。子どもたちの真剣で迫力ある演奏に、観光客からも拍手が送られた。(羽場正浩)