[PR]

 主要7カ国首脳会議(G7サミット)が24日、仏南西部ビアリッツで開幕した。初日はイラン情勢や欧州が反対しているロシアのサミット復帰を議論。トランプ米大統領が、来年米国で開催するサミットにロシアのプーチン大統領を招く可能性に言及するなど、足並みが乱れた形だ。

 トランプ氏は25日の安倍晋三首相との首脳会談の冒頭、2014年にG7(当時はG8)から排除されたロシアについて、「ロシアの復帰を見たい人はかなりいる」として、復帰に前向きな姿勢を示した。同日のジョンソン英首相との会談の際も、来年のG7サミットにプーチン氏を招待するか記者団に問われ、「確実に可能性はある」と答え、反対する欧州との温度差を見せた。24日夜のサミットの公式夕食会で議論したが、結論は出なかったという。ロシアは14年、隣国ウクライナのクリミア半島を一方的に併合し、同年、G8から排除された。トランプ氏は今月「(G7に)入れるのが適切」と述べていたが、欧州は、ウクライナ問題で具体的進展に欠けるとして、早期の復帰に反対の姿勢を示していた。

 一方、仏AFP通信などは、イランのザリフ外相が25日にビアリッツに到着したと報道。イラン外務省報道官は25日、ツイッターで、ザリフ氏の訪問はルドリアン仏外相の招待によるものと認めた。核合意維持に向けた交渉のためと説明しているが、米国の外交団との交渉はないとしている。ザリフ氏は23日にマクロン仏大統領とパリで会談していた。

 日本政府の説明によると、24…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら