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 教科書で取り上げられた児童文学などの名作を朗読する催しが25日、福井県坂井市春江町江留上緑の教育博物館で開かれ、親子連れなどが耳を傾けた。

 明治以来の国語教科書の移り変わりを紹介する企画展の一環。勝山市の朗読サークル「Voice」のメンバー4人が、斎藤隆介の「モチモチの木」や、新美南吉の「ごんぎつね」など、世代を超えて愛される4作品を披露した。

 登場人物によって声色や声量を変え、ていねいに朗読。作品に合わせて選んだ曲を別のメンバーがオルガンで演奏し、作品の世界を表現した。福井市の清水千寿子さん(77)は「風景が目に浮かぶよう」と聴き入っていた。

 Voiceの代表を務める岡田妙子さんは「大人には懐かしい子ども心を感じてもらい、子どもたちには授業の音読の参考になれば」と話した。(大西明梨)