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 主要7カ国首脳会議(G7サミット)で日本外務省がミスを連発した。トランプ米大統領との2度目の首脳会談について、正式な会談ではなく「打ち合わせ」だったと訂正。その後に開いた日米首脳による共同記者発表には日本から同行した記者団を呼ばず、西村康稔官房副長官が謝罪した。

 日本政府の説明によると、最初の首脳会談を終えた後、日米貿易交渉を担当する茂木敏充経済再生相とライトハイザー米通商代表が貿易交渉で大枠合意したことについての発表形式を協議。米側から「よい話なので、(両首脳による)共同発表を開きたい」との申し出があり、急きょ設定した。

 発表直前の10分から15分程度、両首脳が立ったまま打ち合わせをしたが、外務省は2度目の「首脳会談」を行ったと発表。記者発表をする場合は記者に呼び掛けるが、「米側から日米のプレスを入れるという話だったが、米側が呼んだのはワシントン駐在の日本人のみだった」(鈴木量博北米局長)という。

 25日夕(日本時間26日未明)になって訂正する異例の対応となり、西村氏は記者団に「対応がバタバタし、正確な説明ができなかった」と釈明した。(ビアリッツ=田伏潤)