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 夏休み明けに学校へ行きたくない、そう思い悩んでいませんか。天然パーマ、音痴、厚い唇、大きな顔――、と様々なコンプレックスを抱えて生きてきたのが、お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さん(50)です。外見を攻撃してくる相手に、どのような心構えで対応すれば良いかのメッセージを送ってくれました。

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 私は若い時から天然パーマが大変で、前髪はクルクル。ずっと直毛に憧れがありました。

 外見の悩み、10代は特にあると思います。時に残酷な表現で、見た目に関して色々と言ってくる人もいるでしょう。

 イジってくる人は大抵、自分に自信のない中途半端な人ですから、言われたことを認めてしまえばいいんです。私の場合なら「そうだよ、天パで、5頭身で、唇厚いよ」って。

 昔、タモリさんに「時代を追ったらいけない」と諭されました。追いかけても絶対に先駆者になれないから、と。考えてみると、私も昔から同じことばっかりやっていますね。

 髪もそうです。直毛がはやれば、パーマがはやることもある。時代は繰り返していくので。イジられたら「今しか見ていない可哀想な人だな」と優しく心の中で思いましょう。

 逃げたくなるのは健康の証し。色々言ってくる馬鹿に付き合わないことも大事です。むしろ、その人と付き合っていくかどうか、答えが早く出て良かったんじゃないでしょうか。

 コンプレックスというのもいつ強みに変わるか分かりません。私も人より大きい顔を気にしていましたが、ミュージカルの出演時には「舞台映えする」とまさかの高評価でした。他にも、歌が下手なだけで、テレビに出ることができて、さらにはウケました。

 10代で気づけというのは酷かもしれませんが、悩みも案外、役に立ちます。(聞き手・影山遼)

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 いいお・かずき 1968年、東京都世田谷区生まれ。90年に芸人デビュー。所属する浅井企画の同期は、世に出てすぐに売れたキャイ~ン。対照的に2000年、相方のやすと自称・浅井企画の在庫品コンビ「ずん」を結成。

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