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 ラグビーワールドカップ組織委員会と大分県は26日、試合会場となる大分市の昭和電工ドーム大分で、有事の際の避難誘導手順や、消防や県警との連携を確認する実動訓練を実施した。

 「北側の観客席に仕掛けられた爆発物が爆発し、20人がけがをした」という想定で、大会ボランティアら270人が参加した。爆発物に見立てた発煙筒がたかれ、警備員らが大会本部に連絡を取ると、消防隊員や医師が駆け付けてけが人の救護訓練にあたった。

 観客たちが出入り口に殺到して二次被害が起きるのを防ぐため、声かけをして落ち着かせるなどの手順も確認した。

 視察した組織委の竹迫宜哉警備局長(48)は、「非常にスムーズに行われた。大分は準々決勝もあるメイン会場の一つなので、全国の模範となるような運営をしていきたい」と話した。(前田朱莉亜)