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 日本酒ファンの間で「酒造りの神様」とも呼ばれる能登杜氏(とうじ)の農口尚彦さん(86)が酒造りに使う酒米の収穫が26日、石川県小松市大野町の田んぼであり、農口さんと親交のある横綱・白鵬も訪れ、地元の子どもたちと稲を刈った。

 白鵬は長靴を履いてぬかるむ田んぼに入り、鎌で丁寧に稲を刈った。「五百万石」という品種で、農口さんが今年の酒造りに使う。白鵬は昨夏、巡業で小松市を訪れた際に農口さんと親交を深め、農口さんが杜氏を務めている会社の酒蔵見学もしたという。

 農口さんは「米の熟し具合もいいし、いい酒になりそう」。白鵬は「農口さんの酒が大好き。汗をかいて刈ったお米が、おいしい酒になればうれしいです」と笑顔で話した。(沼田千賀子)