構成・勝見壮史
サッカーの日本代表は5日、茨城県立カシマスタジアムで行われる国際親善試合キリンチャレンジカップで、パラグアイ代表と対戦する。南米の強豪と激突したあとの10日には、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選の初戦ミャンマー戦を迎える。ファンにとっても、W杯に向けた長い戦いの始まりだ。日本代表の試合をより楽しむコツは? 観戦の達人、プロサポーターの村上アシシさんに聞いた。
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ワールドカップ(W杯)やその予選、五輪など、世界各国で日本代表を応援してきました。今回のアジア2次予選の初戦で対戦するミャンマーにも、思い出はあります。14年のU19(19歳以下)アジア選手権で遠征しました。
ミャンマーは民主化されて間もなかった。インフラはまだ十分に整備されておらず、停電が起きることも。アウェーに応援に行くと、その国のスタンドの外で起きていることを体感できるのも面白いですね。
当時のU19日本代表のエースは、いまA代表に定着している南野拓実。準々決勝で北朝鮮にPK戦の末に敗退し、U20W杯への出場を逃しました。一方、ミャンマーは4強入りし、初の出場権を獲得した。それから5年。サッカーも発展途上だった国が、どう変わったのか。予選初戦のミャンマー戦では、当時の選手がどのくらい出てくるのか。今から楽しみです。
どんな試合にも、そこに至る物語があります。ピッチにいる22人の選手、両監督、クラブスタッフたち……。その人たちだけで、物語を紡いでいるわけではありません。サッカーの試合の雰囲気は、スタンドの観客を含めてのもの。サポーターは、その物語の当事者になれるんです。
アウェー戦は、より「参戦」し…
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