奈良部健
「贈収賄」の現場を見た。バングラデシュの警察署で、ロヒンギャ難民をめぐる犯罪の取材をしていた時のことだ。
署長室に案内されて30分ほど待っていると、署員が頻繁に出入りして捜査状況などを報告している。記者の前でも、お構いなしだ。地元住民とみられる人々も次々と入ってきて、相談や陳情をする。
住民とみられる男性が札束を署長に渡そうとした。手元を机の下で隠そうとしていたが、丸見えだ。署長は私をちらっと見て、受け取らなかった。続いて訪れた母娘は自分の携帯電話を見せながら、署長と真剣に話し込む。この国では配偶者以外との性的関係を罰する姦通(かんつう)罪があり、不倫がばれた娘が母親とともに、捜査への手心を頼みに来たのだという。現金を渡そうとした母親に署長は「適切な渡し方がある」と言って、携帯でのネット送金を指示した。
バングラデシュは国際NGOに…
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朝日新聞国際報道部