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 青森県など4道県の17遺跡で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年の世界文化遺産登録に向け、国内推薦されることが確実になった。国際機関による現地調査などへの対策など、県内各遺跡では準備が進む。しかし、シンボル的な存在の三内丸山遺跡と「それ以外」の遺跡では、抱える課題が大きく異なるようだ。

 「三内丸山は規格外。同水準の施設はどうやっても備えられない」。こう嘆くのは県内の遺跡関係者だ。全国的にも知られる三内丸山遺跡は縄文前~中期の大規模集落跡を保存。巨大ミュージアム施設「縄文時遊館」やシアタールームなどを併設。ボランティアガイドも常駐し、広大な駐車場も完備するなど「モンスター施設」(関係者)だ。

 一方、県内に点在する各遺跡の中には、解説に乏しく、見ただけではそれと分からない遺跡もある。登録に向けた国際機関による現地調査では、観光客の受け入れ態勢や解説施設の充実度も評価基準に含まれる。

 県内各遺跡の関係者たちは、登録に向けて動き出している。

 NPO法人「つがる縄文の会」の川嶋大史理事長もその一人。「今あるものを最大限に活用すれば十分認めてもらえる」

 つがる市は、亀ケ岡遺跡と田小屋野貝塚が縄文遺跡群を構成する。縄文時代晩期の集落遺跡、亀ケ岡遺跡からは、国の重要文化財の遮光器土偶が出土した。「しゃこちゃん」の愛称でゆるキャラ的存在として定着。「縄文アイドル」としてグッズも発売されるほど人気を博す。晩期特有の精巧な模様の土器も出土するなど、歴史的な価値は高い。

 しかし、登録に向けた課題は多…

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