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 韓国政府が、輸出規制強化を日本政府が撤回すれば日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を再検討するとしていることについて、世耕弘成経済産業相は27日の閣議後会見で輸出規制強化措置の撤回を否定した。「全く次元が異なる問題。両者を関連づける主張や発言は全く理解できず、当然受け入れられない」と述べ、輸出手続きを簡略化できる国(ホワイト国)から韓国を外す政令の施行を28日に予定通り行う考えだ。

 韓国政府は22日にGSOMIAの破棄を決めた。李洛淵(イナギョン)首相は26日に「日本の不当な措置が元に戻れば、わが国もGSOMIAを再検討することが望ましい」と発言している。日本側の譲歩を促す狙いがあるとみられるが、世耕氏は「いままで通り粛々と運用していきたい」と述べ、輸出規制強化を撤回しない考えを改めて強調した。

 韓国側とは、引き続きメールなどでやりとりを続けているとした。その上で、日本政府が7月12日に開いた事務的説明会を、韓国側が二国間協議と位置づけたことについて、韓国側が訂正すれば「局長級の対話を開く用意はある」とも話した。