東京警察病院から逃走の窃盗容疑者、都内で身柄確保
窃盗容疑で現行犯逮捕された後、入院先の東京警察病院(東京都中野区)から逃走した韓国籍の住所不詳、無職金沅基容疑者(64)について、警視庁は27日、指名手配していた同じ窃盗容疑などで逮捕した。逃走から10日目の同日、自ら出頭し、都内で身柄を確保された。捜査関係者への取材でわかった。
警視庁によると、金容疑者は13日、中野区のすし店で現金8万円を盗んだとして店長に取り押さえられる際、自ら転倒して負傷。いったん釈放されて同病院に入院したが、18日午前6時45分ごろ姿を消した。
捜査関係者によると、金容疑者は近くのバス停からバスを乗り継いで東京都練馬区へ。同日中に知人の車で川崎市に移動してサウナに泊まり、名古屋駅までの切符を購入した。この頃、名古屋市内の薬局で窃盗事件があり、防犯カメラに金容疑者と似た男が映っていたという。
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